ニュージーランドドル円の関係でみると、2000年に40円近くまで円高に進みました。この背景には、ニュージーランドの不況が考えられます。しかし、その後、財政の黒字化、そこから考えられた景気回復、そして、高金利通貨としてニュージーランドが認められたこと等の要因が重なり、2007年には100円近くまで、上昇しました。
2008年には、政策金利は最高で8.25%まで上昇しました。このとき、1万通貨あたりのスワップは1日120円以上ついていたと思います。レバレッジ次第では、スワップだけでも大きな利益を得ることができたのです。
しかし、それも長くは続きませんでした。為替というのは、上下に激しく動くものだと、このときあたりからFXを始めた人は思ったのではないでしょうか。世界的な金融不安はニュージーランドドルにも襲ってきました。ニュージーランド準備銀行による段階的な金利の引き下げにより、下落局面に入っていったのです。44円まで下落しました。一気に半分以上です。
レバレッジを高めに設定していた人は泣く泣く損切りをした。そういう人も多かったのではないでしょうか。実際に私もそうでした。現在の政策金利は2.50%です。それでも、現在の他国の金利から考えれば高い部類に入るのかも知れませんが、2008年に8.25%まで上がったという現実から考えると、何とも経済とは恐ろしいものだということを感じますね。
さすがに下がりすぎたのか現在は60円台で推移しています。それでも、FX取引においては、ずっと我慢して持ちつづけていた人は少なかったのではないでしょうか。それぐらい、下落したと私は考えています。
ニュージーランドは貿易赤字の国です。ですから、貿易収支をチェックすることは必須になってくるでしょう。貿易収支はどのくらいなのか。マイナスになっている場合は、どのくらいのマイナスなのかをしっかりとチェックすることが大切でしょう。
もちろん、金融政策決定会合時における主要人物の発言にも耳を傾ける必要があります。現在は政策金利の上昇の可能性はあまりないという発言が多いのですが、経済状況によっては政策が変わることもあります。常に主要人物の発言には注意をしておきましょう。
また、ニュージーランドの経済指標は日本時間の早朝(6時から7時)に発表されることが多く、その時間帯は取引の量が多くないために、上下に激しく動く可能性もあります。レバレッジを高めに設定している場合はロスカット等に気をつけなければなりませんね。
外国為替取引を行う外国為替市場について考えてみましょう。
市場という具合ですから、株式市場のような取引所が世界中にあると想像するかも知れませんが、じつは、外国為替市場というのは株式市場のように、どこかに集まって取引をする場所は存在しないのです。では、どうやって取引を行っているか。外国為替は銀行などの金融機関が仲介して取引をしています。インターバンク市場といわれています。ここで通貨交換である為替取引が行われているのです。
為替は24時間、世界の主要都市のどこかで動いています。もちろん東京も含まれています。大きなところだと、ウェリントン・シドニー、東京、ロンドン、ニューヨークが挙げられます。
このようにして取引が行われていくのですが、この取引を大きく一つにまとめたものが外国為替市場であると考えるといいのではないでしょうか。そう考えると、個人の場合もFX業者とインターネットで取引をすれば、それは立派な外国為替市場の出来上がりです。
FX ZEROのFXをご紹介しましょう。
FX ZEROは、ひまわりホールディングス株式会社の100%子会社です。ひまわりホールディングス株式会社と言えば、ジャスダック上場企業として、FX業界の中でも実績や信頼性が高い会社として評価されています。
FX ZEROのメリットは、スプレッド幅が狭く、米ドルと日本円の通貨ペアで1銭~、ユーロと日本円で2銭~と低スプレッドで、FX ZERO独自のトレードシステム「FXZERO-CH」が導入されています。デイトレやスイングトレードなどの短期型投資で、FX取引をより有利に、ほんの一瞬のタイミングも逃さないで、約定スピードが最速0.15秒、平均0.28秒と、発注から約定までがスピーディーに行われます。
「FXZERO-CH」は、高機能なテクニカル分析が多数搭載されています。外国為替相場のトレンドがわかりやすく表示され、分析方法は多種多様で、FXの中級者~上級者に最適なFXツールです。投資家の取引スタイルに合わせて利用できます。
オンライン取引のシステム環境が安定しており、取引画面が見やすくてわかりやすいと好評です。取扱通貨ペアは、23種類、証拠金は、5,000円または10,000円です。
米国における中央銀行にあたる機関は何なのかというと、FRBと呼ばれる、連邦準備制度理事会です。この理事会は、アメリカの12都市にある連邦準備銀行をまとめる会であり、この理事会でいろいろな政策が実施されていきます。
アメリカの政策が、世界中の為替に大きな影響を与えるという背景を考えてみると、ここの政策の発表、金利の発表、発表後のFRBの議長の発言は、為替相場に大きな影響を与える場合もあるので、注意が必要です。この議長、現在はバーナンキ氏が就任しています。
政策や金利発表後の発言だけではなく、講演会においての発言でも、バーナンキ議長の発言力は強大なものがあります。議長の発言は世界中が注目している内容が多いので、しっかりと把握しておく必要があるでしょう。