今後のオーストラリアの動向についてですが、まずは以前のような高金利通貨になるかどうかということです。現在の金利は3.25%。現在の世界情勢から考えれば高い部類に入るかもしれませんが、以前のような7%ぐらいまで戻るかどうかが一つの注目点ではないでしょうか。
ただ、専門家の中には、高金利だから豪ドルを買うという動きにはならないのではないかという予測もあるようです。とはいえ、現在でも相対的に金利が高い国であるというのは事実です。ですから、政策金利の決定に関しては注意して見ておく必要があるでしょう。
FXの取引において、オーストラリアもやはり、政府の主要人物の発言や経済指標が大事になってきます。短期でトレードする人にとっては、目を離している間に、乱高下する可能性もあります。経済指標の発表前後はしっかりと構えておく必要があるでしょう。
オーストラリアは鉱物資源が豊富な国です。鉄鉱石や石炭、ボーキサイトなど、様々な鉱物資源が採れるところです。ですから、豪ドル相場においては、金属価格が影響することも多々あります。オーストラリアで採れる金属価格がどのように推移しているかを確認しておく必要があるでしょう。
経済指標も他の国同様に日々チェックしていかなければならないものです。雇用関係においては、失業率の推移をチェックしておく必要があるでしょう。オーストラリアの失業率は現在6%を少し切るぐらいです。少しずつですが、上昇している傾向にあります。オーストラリアも雇用対策を考えなければならないということが表れ始めています。
貿易収支は最近ではマイナスが続いています。経常収支がどのように変化していくかを注目していく必要があるでしょう。物価関連における生産者物価指数、消費者物価指数の確認も忘れてはならないでしょう。景気関連におけるGDP、国内総生産の推移も見守る必要があるでしょう。
このように、豪ドルは、作物関連の価格に推移される相場であると同時に、オーストラリアの経済の軸であるサービス業の状況によって推移する相場であるとも考えられます。
新聞やインターネット等を通して、常に指標や作物価格のデータを調べて、オーストラリアの相場がどう動くのかを考えてみるのがいいのではないでしょうか。FX取引に関しては、短期、スワップ狙い両方を視野に入れて取引をし、臨機応変に対応していくといいのではないでしょうか。
南アフリカの中央銀行は南アフリカ準備銀行です。南アフリカの政策金利も段階的に下がっているとはいえ、他国の金利と比べれば、相対的に見れば高金利であると考えられます。ですから、特にスワップ意識をしている人は政策金利については意識して見ておく必要があるでしょう。
その政策金利ですが、南アフリカではインフレターゲットというものを設定しています。物価上昇率を決定し、その範囲内になるように、金融緩和を行っていくのです。もし、緩和をしても、目標数値内に入らなかった場合は、政策金利を下げる可能性があるということです。ですから。インフレターゲットがどのくらいなのかをしっかりと把握しておきましょう。
南アフリカランドは現在12円前後を推移しています。政策金利は7%。高い金利だなぁとお思いなられるかもしれませんが、以前はもっと高い政策金利でした。2008年は12%という高金利だったのです。
しかし、世界的な金融不安は南アフリカにも影響を受け、段階的に金利が引き下げられてきました。それでも、政策金利が高いと思われるのは当然でしょう。他の通貨と違って、短期トレードではなく、スワップ目的での長期取引も可能だと思っております。
ただ、地政学的なリスクによって、大幅に円高に動いてしまう可能性も否定できません。ですから、長期取引の場合は、ある程度ゆとりのある資金で行うといいと思います。
2000年代で考えてみると、8円から20円近くまでと値幅は大きいと考えられます。以前はもっと円安ランド高だったのですが、景気や雇用などの問題などからどんどん下がり続けてしまいました。
南アフリカランドを取引するにあたり考えなければならないことは、どうも他の国とは少し違うような気がします。まずは、南アフリカで産出される資源価格をチェックする必要があるでしょう。
確かにカナダやオーストラリアも資源国でありますが、南アフリカ共和国は金やプラチナという特別なものが産出されるという点が特徴的です。ですから、他の産出国よりもそれらの資源の価格の変動が為替に影響することが大きいと考えられます。
今後の政策金利がどう動くかは当然ながら注目しなければならないでしょう。南アフリカの中央銀行にあたる機関はSARB、南アフリカ準備銀行です。今までのようにさらなる高金利に戻るのか、今のままを維持するのか、それとも下げるのか、動向に注目しましょう。
金利が上がっていくのであれば、スワップ金利目的で円安ランド高になる可能性も高く、金利が下がれば、反対に動く可能性も高いので、注意しておきましょう。
他の国にはないリスクを考えなければなりません。南アフリカでは起こる可能性が少ないが、周辺の国々で起こる、あるいは実際に行われてしまっている内戦による影響や、治安が悪化してしまう可能性、失業率の推移などが挙げられます。
2008年のデータによると、失業率は22.9%。高い以外に言いようがないです。これをどう改善していくかが大きな問題であることは言うまでもないでしょう。
このように、南アフリカ共和国に関しては、一期間のまとまったデータよりも、国内外の日々の動きをチェックしておくといいということになります。
米国における中央銀行にあたる機関は何なのかというと、FRBと呼ばれる、連邦準備制度理事会です。この理事会は、アメリカの12都市にある連邦準備銀行をまとめる会であり、この理事会でいろいろな政策が実施されていきます。
アメリカの政策が、世界中の為替に大きな影響を与えるという背景を考えてみると、ここの政策の発表、金利の発表、発表後のFRBの議長の発言は、為替相場に大きな影響を与える場合もあるので、注意が必要です。この議長、現在はバーナンキ氏が就任しています。
政策や金利発表後の発言だけではなく、講演会においての発言でも、バーナンキ議長の発言力は強大なものがあります。議長の発言は世界中が注目している内容が多いので、しっかりと把握しておく必要があるでしょう。